どうも難しく書きすぎる癖があるので、すこしくだいてみます。

新病院になり、受診する患者さんがとても増えました。経営的にはとてもうれしいこ とですが、一部では悲鳴もあがっています。内訳は、気分障害やストレス性障害の方が多く、認知症は減少しています。専門病棟化したことも加わり、地域連携室への問い合わせも多く、待ちリストが長くなりました。電話相談にも時間がかかり、看護師と保健師だけでは人手不足になっているため、診療情報管理士や医療クラークを導入します。

「良き意図を詰め込みすぎないこと」の意味は、デパートを目指さないという方向です。患者さんや家族が選んでくれる病院でなくてはいけませんが、すべてのニーズに答えるのは誰が考えても無理です。改築計画の真最中に読んだ「病院を健院に変える」(彰国社、2002)の中に日本の病院の特殊性として、デパート病院、朝市病院、寄せ鍋病院、通勤電車病院、ハイテク病院、使い捨て病院、クローン病院、そしてスラム病院をあげて、何も先進国からだけでなく発展途上国から学ぶことも多いとありました。県立病院機構便りに「MENTAL WELLNESS CENTER」をめざすと書いたのも、WHOのスローガンであるだけでなく、この本の影響があります。デパートのように一つの病院で自己完結するのは無駄であり、今後は施設間連携がますます重要視されます。南信地区の病院まわりをして、初診予約制を含めた入口の整理のための協力依頼をします。