今日は少しあと戻りして全体的なことを書きます。(「もしドラ100分DE名著」が再放送中です。)

「マネジメント」の祖、ドラッカーは20世紀に初めにウィーンに生まれました。ヨーロッパで1000万人が亡くなった第一次世界大戦と1929年の世界恐慌を青年期に経験しました。アメリカに渡りいろんな会社のコンサルタントを経験した後に、60代で「マネジメント」を書き、経営哲学を展開しました。だから、混迷中の日本に流行しているのではないでしょうか?

20世紀前半は不況と戦争の時代、後半は消費と情報化の時代といわれます。所有と欲望の時代という人もいます。21世紀は「災害 ―人的災害を含めて― とコミュニティ復活の時代」になるのでしょうか?

電子カルテは目的の第一は読めるカルテにして、医師の個人的なメモから公共のものにして、情報の共有化に役立てるためです。 インターネットが普及していますが、ドラッカーでさえ、IT化の真の効果については、評価に数十年を要すると述べています。ご存じのようにインターネットは軍事用に開発されした。フラットな組織にして臨機応変に部隊が作戦遂行する目的ですから、個人情報保護という姿勢は当然ないでしょう。コンピューターは急激に発展途上の技術であり、まだ人間は使いこなせていない。人間の発達でいえば思春期でしょうか?

理想をいえば電子カルテでも「患者さんが参加・利用できる」がキー・コンセプトであるはずが、現実にはまだ困難が多い。いかにカスタマイズしたとしてもいっぺんに完全なものを入れるのではなく、毎年、進化する改善計画を出してほしいです。機器の更新期にあたる5年後の改善では遅すぎます。

有名な亀田総合病院院長が、「改善は必ず失敗する。しかし改善し続けることにより成功する」とテレビの仕事術で断言していました。そこでは院長は院長科に属しています。一方、週3回の外来診療もこなしてます。背景には余分な仕事を削り、会議をあらかじめ電子カルテで情報共有して準備しておき短時間化しているなど工夫があるのでしょう。

かつて県と組合がメンタルヘルス研究所に依頼してJMIというスクリーニングテスト(700項目以上の質問)に答えて、個人診断(もちろん守秘義務を守って)と同時に組織診断をしていました。私も郵送された回答をなるほどなと読みました(スカットエースとは違います)職員課にCPを配置するように私も提案しましたが、現在のところ受け入れられていません。もう一つ興味深かったことは、すべての職場で、積極的で前途有為の新人職員も30歳を前後を境にして、壁にあたってしまうことです。

外部からや上司から求められたことと、自分のやりたいこと、或いはやりたくないことには当然ながらギャップがあります。まずは自分の長所を広げることから始めて、苦手と思われることにも少しずつ挑戦してほしいです。 たとえが適切かどうかわかりませんが、一人ではここまでしか開かないと思っていた錆びたドアも、チームの力で押し開けば違う世界が見えてくるはずです。

「つぶやき」の接頭辞に興味を持たれた方もいるかもしれませんが、かつて「アサヒグラフ」(2000年廃刊)に連載された團伊玖磨氏のエッセイ「パイプのけむり」から借用しました。團氏の博識には及ぶべくもありませんが、又、またまた、なおなお、続々、なおかつ、も一つ、まだ、まだまだ、なお、なおなお、またして、…さよならと続けたいです。