毎年、「夏の体験グループ」に出席しています。東京集団精神療法研究所長の鈴木純一先生が主催する会で、もう20年以上になります。1泊2日で、大・小のグループを6セッションやります。1セッションは平均1.5時間です。円陣になって話すのですが、長年参加するメンバーは病気や死などの喪失体験を話すことが多くなりました。そのため、初心者用の小グループを別に用意するようになりました。(2月には、初心者用の冬のグループがあります。)  年々記銘力が落ちるのですが、年1回でも、感情体験を伴う記憶はよみがえるから不思議です。癒しを求めて参加すると明言するメンバーもいますが、痛みを共有化するプロセスが重要です。終わると、歳のせいか1週間程度、疲れが残ります。

集団精神療法の学習には、①理論学習、②事例検討、そして③体験グループの三点セットが必要です。日本集団精神療法学会の研修システムも整えられています。今回の東日本震災にあたっては、支援者支援のグループが毎月、開催されています。詳しくは学会ホームページをご覧ください。

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今の診療報酬体系の中では、「集団精神療法」を請求できる活動は限られていいますが、「集団精神療法的」には、当センターでは、デイケアや依存症治療プログラム以外にも、さまざまなグループ活動が以前から盛んに行われています。また職員研修のためのグループも月一回、開催しています。