原田雅典先生(三重県立こころの医療センター)には大変ユニークな講演をしていただきました。大会議室が一杯になりました。大学病院から精神保健福祉センター、そして精神科病院という長年の経験を踏まえた内容は興味深かった。

院長職を10年間勤められていますが、職員とのコミュニュケーションを図ることに、とても心を砕いておられる様子がよくわかりました。特に院内LANの活用は斬新でした。 医療内容では、ユースサポートセンターという、思春期・青年期患者への早期介入プログラムが先駆的です。医師から権限移譲されたケアマネージャーが活躍されていると聞いて、現場を見たくなりました。精神保健センターでの活動が下敷きになっていると想像しました。

当センターでも、児童精神科を始めたので、それに続く思春期患者さんのためのプロジェクトが、すぐにデイケアなどで求められます。多職種チーム医療を実現にさせるには突破口が必要です。しかし、自分が他の職種だったらどうするかと考える経験は、当センターの職員にはまだ少なそうです。

原田先生の講演はいろんな刺激を与えてくれました。当センターの将来についての議論が巻き起こる契機となれば幸いです。