日本から48時間をかけて、ウルグアイにやってきました。公用語はスペイン語です。日本の半分ほどの国土に、300万人余りが住んでいます。日系人は300から400人くらいと少ないです。山はなくて、延々と野原が続いています。

ブラジルとアルゼンチンにはさまれた緩衝国の位置にあり、肉や毛皮を輸出国として19世紀末までは豊かでしたが、今は工業化に後れを取っています。

最貧国ではないのですがー首都モンテビデオの物価は日本と同じくらい高いー、貧しい農村地帯では巡回診療バスを走らせています。

私が今いるのは、ブラジルと国境を接するリベラという街です。真ん中に国境線があるという不思議なところです。自動小銃を構えた兵士はいますが、何の検問もなく自由に行き来しています。物価はブラジルの方が安いので買い出しに行ったり、ブラジルからは免税店に買い付けに来たりして自由です。近年はブラジル側の方に経済的な勢いがあります。

今はまだ冬時間なので、お昼から夕方7時45分まで働きます。昼前に副業する人もいます。それから食事をつくるので、夕食は9時過ぎになるのが普通です。お腹がすかないように4時過ぎに間食します。食生活のリズムがずいぶん違います。通りを歩くと、マテ茶の魔法瓶を抱えている人を、よく見かけます。夕方にはぶらぶら歩きをして、それから夕食にとりかかるのが普通です。時間の流れがとにかくゆっくりしています。

国民性はと言えば、友達になるとーアミゴ、アミーガー気安くて親切であり、家族や親せきと同じになります。誕生日や結婚式にも呼ばれます。また、日本と違って、物を大事にして、いろいろと使いまわしてなかなか捨てません。しかし、環境問題への関心はまだ低く、ごみ問題に対しての取り組みはこれからです。今は道路にごみが散乱しています。

もう一つは、休日の過ごし方を大切にすることです。訪問した家庭では、奥さんよりも、ご主人がせっせと働いてアサド(焼肉)を焼いてくれました。お父さんとその恋人と一緒にご馳走になりました。郊外に出かけると、美しい田園風景が広がっています。

昨日はガウチョのお祭りを見てきました。部落ごとに着飾って、数千人の大行進です。国境の町なので、ウルグアイとブラジルの両方のバンデラ(旗)を掲げていました。両国民が参加してのお祭りです。

以上、地球の裏側からのレポートでした。