10月は学会の季節です。日本デイケア学会、日本病院地域精神医学会、そして信州精神神経学会と私も立て続けに参加しました。以前は病院を離れてOFFの気分になったのですが、最近は役割を振られるのでそうも出来ません。それでもいろんな刺激を受けました。

さて当センターの将来ビジョンについて、つぶやいたのは2年前でした。将来計画を立てるには、目先の問題の解決のためだけでなく、将来の見えない課題を見る力が要求されると記しました。今また、2年後に始まる中期ビジョンを再考しています。

変化し続ける病院の現場から浮かんでくるのは、次の4本柱です。
 ① さらなる病院の急性期化;平均在院日数はいっそう減る。
 ② 外来機能の強化;訪問看護とデイケアの果たす役割が大きい。
 ③ 老年期精神疾患への専門的対応;高齢社会の避けられない課題。
 ④ 卒後研修・研究体制の強化;医師や看護師のみならず、他の職種でも不可欠である。

どの課題も重要であり、ひらかれた議論を巻き起こす必要があります。全国に発信できる中核的センターとなるには、越えなければいけないハードルは多いですが、ひとつずつ乗り越えたいと考えています。