今はまさに収穫の秋です。原田泰治のリトグラフの中に、黄金色の田んぼと散居村を描いた一枚があり、懐かしくて買い求めたことがあります。

原田泰治リトグラフより

病院機能評価受審と病院祭という二つの大きなイベントが終わりました。機能評価 は一年半もの長期にわたる準備が必要でした。病院改築、電子カルテ導入、そして機能評価という三点セットを職員全員の力で成し遂げることができました。こ れから出る審査結果を真摯に受けとめて、当院の魅力を全国に発信したいです。

病院祭では出店数も増えて、参加者数が500名近くとなりました。当院がますます地域になじんできたと実感できます。

写真家津野祐次先生の御講演「優美さと畏怖なる霊峰・御嶽山」をしみじみと聞きました。津野先生には、新病院になり半年ごとに山岳写真を提供してい ただいています。病院祭では東日本大震災に関する講演会をこれまでに二回行いましたが、地元で災害が発生するとは思いませんでした。自然の力は偉大です。 お亡くなりになった方のご冥福を祈ります。

祭りの後の虚脱感をゆっくり味わっていたい所ですが、今年の夏には入院患者さんが多い状態が続いたので、病病連携のために南信地区の精神科病院を訪 ねました。民間病院でも病棟機能分化の検討が始まっています。遠隔地からの救急入院患者の転院についてお願いしました。重症精神障害者の治療の継続性を保 つためには、病院間の連携が欠かせません。

実りの秋ですが、木々の芽を見るとはもうすでに春の準備をしています。我々も研修・研究センターや外来医療の充実などの中期計画実現に向けた取り組みを始めなければなりません。