いよいよ11月3、4日の日本病院・地域精神医学会総会が近づいてきました。会場下見のために、まつもと市民芸術館に出かけました。外観は長細いひょうたん型をしています。
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玄関を入るといきなり階段があらわれて、登った先に大ホールがあります。川をさかのぼるイメージでしょうか。大ホールはセイジ・オザワ 松本フェスティバルも開かれるのでオペラハウスのようでした。会場に負けない、中身のある大会にしたいです。
特別講演では熊谷晋一郎氏に当事者研究についてお話しいただきます。シンポ「精神科的ケア、かかわりのあり方を考える」では、萱間真美氏に基調講演をお願いしました。題は「話を聞くって難しい―自動翻訳装置をオフにするー」です。公開講座では、細馬宏通氏に人間行動学の立場から、認知症の介護現場でのコミュニュケーションについて伺います。
ご存じのように、精神保健福祉法改正が継続審議になっているうちに、身体拘束中のニュージーランド人男性が急死するという事件が発生しました。欧米の基準から見ると、日本の精神医療にまだ遅れている点があると言わざるを得ません。30年前に、バンクーバーを訪れて一か月間見学して廻った時の、文化ショックを思い出します。
前回にも述べましたが、今学会は多職種に加えて、当事者・家族も参加して、精神障がい者の医療と暮らしについて総合的に考えるユニークな学会です。大勢の方の参加により、臨床の現場から、世界にとはゆかなくても、全国に発信したいです。
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