生まれたときからインターネット環境が整っている世代も多くなり、ますます情報が簡単に手に入る便利な世の中になってきています。ゲームもインターネットを通じて世界中と繋がることが出来るようになり、eスポーツが地域おこしとして企業や行政を巻き込んだ盛り上がりを見せています。
 一方で、情報機器を扱うことが難しい世代との情報格差や、SNSによる犯罪や対人トラブル、ゲームやインターネットへの依存といった問題も増えつつあります。特にお子さんをお持ちのご家庭では、「いつからスマホを持たせるのか?」は大きな問題の一つなのではないでしょうか。
 10代の脳は特に「理性の脳」と言われる部分が未完成の状態であり、欲求に流されやすく理性的な判断が揺らぎがちです。そのため、大人が理性的な判断を助けることが必要です。ルール作りは初めが肝心であり、フィルタリング機能の活用も有効でしょう。お子さんと一緒に生活習慣が崩れない範囲で上手く付き合える方法を話し合ってみてください。
 若い人たちは新しい機械をどんどん使いこなしていきます。保護者もついて行くことが大変ですが、ある程度使い方や危険性などを理解していることが必要です。
ゲームやインターネットを手放せなくなり、家庭内暴力や不登校、出勤が出来ないといった問題が増加しています。まだまだ、新しい分野ではありますが相談窓口が徐々に開設されています。お困りのことやご心配がある場合は、抱え込まずに早めに相談されると良いでしょう。
(公認心理師)