家族学習会
精神科の病気や治療について理解を深める「勉強会」と、患者さんのご家族同士で悩みごとや抱えている思いを共有する「分かち合い」を通じて、ご家族の心の元気を取り戻します。
ご家族の皆さんが安心して話せる場所づくりをしています。ご家族の不安、戸惑い、疲労、孤独感などを吐き出して、ちょっと肩の荷を下ろしてみてください。
前半の「勉強会」は、ご家族に限らず、地域支援者の方で精神科の病気・治療に興味がある方であればどなたでもご参加いただけます。
日程
第3木曜日 13:30~15:00
回 | 日時・場所 | 内容 |
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第1回 | 5月18日(木)午後1:30~3:10 作業療法室 | 社会資源について /わかち合いの時間 |
第2回 | 6月15日(木)午後1:30~3:10 作業療法室 | 入院治療/外来について /わかち合いの時間 |
第3回 | 7月20日(木)午後1:30~3:10 大会議室 | 作業療法について /わかち合いの時間 |
第4回 | 8月17日(木)午後1:30~3:10 大会議室 | 家族の関わりについて /わかち合いの時間 |
第5回 | 9月21日(木)午後1:30~3:10 大会議室 | デイケアについて /わかち合いの時間 |
TEL.0265-83-3181(代表) 担当:須藤(ソーシャルワーカー)、阿部(ソーシャルワーカー)
※対象者は毎回、自由参加です。事前の受付や予約は必要ありませんのでお気軽にご参加ください。
インターネット・ゲーム依存症 家族学習プログラム
このプログラムでは、ネット・ゲーム依存症を持つ本人の問題行動が軽減したり、相談支援機関や治療に結びついたりするために、家族が出来ることについて学びます。
家族支援の位置づけ
ネット・ゲーム依存症は本人が病気であることを自覚しにくく、自分から治そうとはなりにくい病気です。そのため、家族が先に相談に来るケースが非常に多いです。正しい知識と、正しい本人への接し方を知らされない家族は、どうしてもネット・ゲームをやめさせるために、説得、小言、懇願、脅しなど考えられることはすべてやってみますが、効き目がなかったのではないでしょうか?本人が問題を認識し問題行動を減らすために、まず家族への支援が最も重要になります。
家族支援の方針
このプログラムは次の3つのことを目的としています。
- 家族自身の負担の軽減
ほとんどの家族はネット・ゲーム依存症の本人を抱えて大きなストレスを感じています。本人に対して適切な対応をするためには、家族自身が少しでも健康な状態を維持していることが大事です。 - 本人が相談機関を利用する・病院を受診する
- 本人のネット・ゲーム行動が変わる(使用時間が減るなど)
本人や家族が悪かったのではありません。長い時間脳がネットやゲームにさらされて、脳の障害を起こしてしまったのです。脳の回復には時間がかかるものです。病気の特性を知って、うまく病気と付き合っていく方法を一緒に考えましょう。
プログラムの内容
- ネット・ゲーム依存症を理解する
- 問題行動の理解と安心した関係づくり
- ポジティブなコミュニケーション
- 望ましい行動を増やす
- 家族の状況理解
- 分かち合い・家族交流会 ※こちらは終了後もぜひご参加ください。
日程
毎月第2木曜日 13:30~15:00 ※初回参加時は13:15にお越しください
こころの医療センター駒ヶ根 大会議室
令和5年度 | |||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
4月13日 | 5月11日 | 6月8日 | 7月13日 | 8月10日 | 9月14日 |
10月12日 | 11月9日 | 12月14日 | 1月11日 | 2月8日 | 3月14日 |
持ち物・費用
- 筆記用具
- めがね(必要な方)
- 前回のプログラムで配られた資料
参加にあたってのルール
個人情報の配慮をお願いします。参加者の皆さんは悩みを抱えながらプログラムに出席しておりますので、プログラムの外で「〇〇さんが参加していた」など他言しないようプライバシーにご配慮ください。
問い合わせ・予約
下記の電話番号へお問い合わせください。プログラムの欠席の場合もご連絡ください。
長野県立こころの医療センター駒ヶ根 地域連携室
TEL/FAX0265-83-4156(初診予約専用ダイヤル)※[ 電話受付時間 ] 平日9:30~17:00