栄養科理念
私たちは、チーム医療に参画し、質の高い、また、信頼される医療サービスの提供に努めます。
- 安全でおいしい『“こころ”がほぐれる食事』を、思いやりと気配りをもって提供します。
- 患者さん個々の状況にあわせた、適切な栄養管理を行います。
- 患者さんが、地域生活において、食生活を自己管理できるよう、支援します。
栄養管理
入院時に患者さんごとに作成する栄養管理計画書により、定期的にミールラウンドを行って食事摂取状況や栄養状態を把握しながら、栄養状態の改善に努めています。
NST(栄養サポートチーム)
褥瘡対策委員会を中心としたNSTワーキンググループで当院におけるNSTのあり方等を検討し、平成27年6月に栄養サポート委員会(NST)として発足しました。栄養科は事務局としてチームの運営に関わるとともに、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、作業療法士、臨床心理技師と協働で、主に褥瘡・経管栄養・精神状態による食事量低下・アルコール性肝障害等による低栄養・リフィーディング症候群・摂食障害・糖尿病・嚥下障害等のある患者さんを対象に、毎週カンファレンスとラウンドを行っています。
令和4年4月からは、栄養サポートチーム加算(総合治療病棟のみ)を算定しています。
栄養食事指導
個別指導
入院中は、食事療法の大切さ、退院後の食事の摂り方等をお話しています。
また、外来でも実施しています。
集団指導(依存症・急性期病棟)
アルコール依存症治療プログラムにより、肝臓病等の食事について講義とワーク形式で実施しています。
集団指導(総合治療病棟、BFユニット、デイケア等)
患者さんのニーズに応じてテーマを決め、実施しています。
実施内容(例)
- 「食事バランスガイドを使った食生活チェック」
- 「非常時に備える食事」
料理教室
退院後に向けて、食生活を自己管理できるように、少人数での調理実習を実施しています。
食材のバランスの他にエネルギーや塩分を意識した健康メニュー作りを心がけています。