認知症疾患医療センターは、認知症に関する専門相談や専門医療などの総合的な相談窓口です。鑑別診断やかかりつけ医、市町村地域包括支援センター、介護保険事業所などと連携し、適切な医療や地域支援につなげます。
当院の特色
1. 各分野の専門家による安心のチーム医療と専門医療を提供します
- 当院では、医師・保健師・看護師・薬剤師・公認心理師・精神保健福祉士・作業療法士などによる多職種でのチーム診療を行っています。
- 公認心理師による心理検査を行うことで、認知機能の多面的なアセスメントを行います。
- 精神科の専門病院として、うつ病、アルコール疾患などの精神疾患との鑑別診断を行います。
- 鑑別診断で認知症以外の精神疾患だと判明した場合は、それぞれの疾患に合った治療を行います。
2. 地域との連携を密にとっています。
かかりつけ医や地域の支援者と連携を行いながら、早期に認知症の診断を行い、適切な対応をすることで、認知症やご家族が住み慣れた地域で暮らしていくためのサポートを行います。
もの忘れ外来
医師、看護師、公認心理師、精神保健福祉士などの多職種チームによる診察を行っています。
原則として、かかりつけ医から紹介をいただき、認知症の鑑別診断を行います。
地域の認知症疾患医療センターとして、市町村地域包括支援センターとの連携に力を入れています。
診療日
火曜日 午前(予約制)
診療内容
公認心理師による認知機能検査、認知症看護認定看護師や精神保健福祉士による問診・日常生活機能等の確認、医師による鑑別診断を行います。必要に応じて、頭部CT検査・血液検査等を行います。ご家族(主に介護している方)や支援者の方がご同伴の上で受診をお願いします。
もの忘れ外来を予約された患者さんは、事前に問診票を記入し、初診時にご持参ください。