- 私たちは、患者さんの立場を尊重し、信頼される看護サービスを提供します。
- 私たちは、社会的視野を広め、質の高い専門性の追求に努めます。
看護部方針
- 患者さんの権利を擁護し、安心できる看護をめざします。
- 一人ひとりの患者さんへの理解を深め、個別性を重視した看護を提供します。
- より質の高い看護を提供するために、積極的に研修や研究に取り組み専門職として必要な知識や技術の習得に努めます。
- 関係機関との連携をとりながら、地域で安心して生活できるようにチームで支援します。
- 急性期から回復期、リハビリテーションとその時期に応じた看護を提供します。
看護目標
- 患者さんの立場を尊重した看護実践に努める。
- 患者さんには丁寧な説明に努め協力を得る。
- 倫理的な感性を持ち、現場で起こる事象について関心を持ち話し合う。
- 権利擁護の認識を強く持ち、虐待防止の視点を理解し環境を整える。
- 医療安全を推進し、安全で質の高い医療、看護を実践する。
- 医療安全や内部監査についてPDCAサイクルを回し医療の質を向上させる。
- 包括的支援マネジメントの考え方に基づき、多職種と協力し、地域との連携強化を進める。
- 適切な治療の提供と病床運営ができるようにベッドコントロールを強化する。
- 多職種チームのカンファレンスや支援会議を重視し、患者さんの状況に合った治療や支援を提供できることをめざす。
- 病院目標、部署目標を意識し、看護業務の効率化や部署間協力体制の整備を行う。
- 業務の見直しを行い、効率化を図る。
- 部署内外の応援体制を整える。
- 専門医療に対応した質の高い看護実践能力の習得に向けた研修・研究を促進する。
- きめ細やかなキャリア支援を意識しラダー制度の課題に取り組む。
- 働きやすい環境づくりに努める。
- 2交代制勤務の課題を検討する。
- 意見の言いやすい職場環境を整える。
看護部長あいさつ
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の中で、当院は公立の精神科単科の病院として、地域の一資源として存在しています。私たちは患者さんと病院の外来や病棟、デイケア、訪問看護などで出会います。
こころの危機にある時、人は焦り、思うように気持ちを伝えられず、時に激しい感情を表出することがあります。そうした感情も受け止め、なぜその人がそう行動せざるを得ないのか考え対応することが必要です。
どうすることがよいのか、すぐに答えがみつからない時にも悩み続けること、患者さんの権利を擁護する者として行動すること、患者さんの生涯に渡る生活を見据え、症状を抑えることだけに終始しない看護を提供すること、これらを実現するために、私たちは経験を積んだ後も学び続け、看護や多職種チームの中で自律して行動し、仲間と助け合える力を持った看護師でありたいと考えます。
これからも先輩から引き継がれてきた看護、「待つこと 見守ること いいなりになってみること」を大切にしていきます。